東京地裁、かつて世界最大級の仮想通貨取引所の元社長に懲役2年6ケ月の判決

東京地裁は15日、仮想通貨「ビットコイン」の大量消失事件の裁判で、かつて世界最大級の仮想通貨取引所だったマウントゴックスのマルク・カルプレス元社長に懲役2年6ケ月の判決を言い渡した。日本のマスコミが報じた。
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裁判所は、その結果大量のビットコインが盗まれたとされるハッカー攻撃による損害を隠蔽するために、マウントゴックスの資産と関係する電子データを書き換えた罪でカルプレス元社長に有罪判決を言い渡した。

一方、業務上横領罪では無罪とされた。

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2014年、マウントゴックスで引き出しが停止となり、数日後にはすべての取引の停止が発表された。その後、約85万ビットコイン(当時のレートで約480億円または4億5000万ドル以上に相当)が「消失」したことを明らかになった。それから間もなく、マウントゴックスは破綻した。マウントゴックスには、110万を超える口座が登録されていた。

日本の検察は当初、カルプレス元社長に懲役10年を求刑した。

カルプレス元社長は2017年7月に裁判が始まってから無罪を主張、日本の司法制度の不当な扱いを非難した。

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