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事件当時モスクにいたサイド・マジャルディンさんは、信者の1人が犯人から武器を奪い、追いかけようとしたと語った。
マジャルディンさんによると、銃を乱射した人物は防護服、ヘルメット、ミリタリージャケットを着用していた。だがある若い男性が犯人を止めようとした。
マジャルディンさんは「いつもモスクの見張りをしている若い男性が、機会を見つけて犯人に襲い掛かり、銃を奪った… この英雄の男性は犯人を追いかけようとしたが、銃の引き金を見つけることができなかった… 彼は犯人を追いかけたが、車が待っていて、銃を乱射した人物は逃げてしまった」と語った。別のモスクで起こった銃乱射事件で生き残ったカーレド・アル=ノバニさんは、犯人はポンプアクション式のライフル2丁を持ってモスクに入り、「全員を撃ち始めた」と語った。
犯人はその間、「悪い言葉を話し、音楽をかけ、友人らに電話した」という。そしてこのモスクでも、信者の1が犯人から銃を奪おうとしたという。
アル=ノバニさんは「1人の若者が犯人に飛び乗り、銃を奪おうとした。だが犯人はすぐに彼を撃った。私は犯人を追いかけようとしたができなかった」と語った。
NZ銃乱射事件 信者たちは犯人から銃を奪おうとした=目撃者たちの証言