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同紙によると、2014年にローズ・グリフィス氏(69)は、突然脳卒中の発作を起こした。入院後、グリフィス氏は体の右側全体の感覚がなくなり、話す、読む、書くといった能力を失った。
医師らは、グリフィスさんが普通の生活に再帰することはまずありえないだろうと考えていた。それにも拘らずグリフィスさんは必死にリハビリ訓練に取り組み、すぐに左手で字を書くことを学んだ。その後、グリフィス氏は言葉も話し始めたが、生粋の英国人であるはずのグリフィスさんの英語は明らかにロシア語訛りになっていた。
その後、グリフィスさんの話し方は再び変わった。東欧のアクセントが現れ、その後、今度はドイツ語のアクセントが現れた。
医師らによると、これは極めて珍しい「外国語様アクセント症候群」と呼ばれる合併症で外傷性脳損傷や脳卒中後に現れることがある。
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