原油、需要関連の懸念で値下がり

世界の原油価格は18日、世界経済の成長減速が原油に対する需要に否定的な影響を与える可能性があるとの懸念を背景に下落している。
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日本時間午後1時45分の時点で、ブレント原油5月先物価格は0.21%下落し1バレル67ドル02セント、WTI原油5月先物価格は0.36%下落し1バレル58ドル61セントの値をつけている。

投資家らによる悲観的見方の根拠となっているのは、米国と世界全体による経済成長の減速に関する懸念を強めることとなった米統計。15日に発表された公式データによると、2月の米鉱工業生産指数は前月比で0.1%上昇したものの、予測されていた0.4%の上昇を下回った。

一方、それでも原油価格が支えられ続けているのは、2018年末の合意の枠組みで石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国(OPECプラス)による減産が行われているからだ。

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