トレチャコフ美術館で男性が下着姿になり館内を歩き回る 現在警察が捜査中【動画】

20日の夜、モスクワの国立トレチャコフ美術館に金色の塗料でペイントした身元不明の男性が現れ、ミハイル・ヴルーベリの絵画『夢の王女』の前で下着姿になり、その後ホールを通り抜けていった。博物館の職員が警察に通報したが、 男性は拘束されることなく立ち去ったという。治安維持機関によると、男性は「急いで立ち去ったため、彼をすぐに拘束することができなかった」。
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ロシア国家親衛隊は、事件を「現代の芸術家」の「 無許可のパフォーマンス」と呼び、 芸術作品や来場者への被害はなかったと述べた。当局の公式代表バレリー・グリバキン氏は、 事件はロシア国家親衛隊の監視所の責任の範囲外で発生したと述べた。グリバキン氏によると、この事件についてロシア国家親衛隊は博物館の職員から知らされたという。同氏は、監視所はトレチャコフ美術館の入口にしかないと説明した。

現在、警察が捜査を行なっている。

ロシアの「コムソモリスカヤ・プラウダ」紙の報道では、さらに別の人物が美術館の壁に自分の絵を掛けるというパフォーマ ンスを行ったという。

こうした事件は、これまでもトレチャコフ美術館で起こっている。1月28日、モスクワの国立トレチャコフ美術館で、アルヒープ・ クインジの作品『クリミアのアイ・ペトリ』 が盗まれる事件が発生した。

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