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2002年ソルトレークシティー五輪金メダリストで世界選手権を4度制覇したアレクセイ・ヤグディン氏はスプートニクのインタビューに応え、羽生結弦、宇野昌磨、ネイサン・チェン選手らを前にロシア男子勢がメダルを獲得するチャンスは高くないと指摘した。
さいたまスーパーアリーナで開催中の世界選手権で、ロシアから出場する男子シングル選手は3人。平昌五輪銀メダリストで欧州選手権銅メダリストのミハイル・コリヤダ選手、欧州選手権でハビエル・フェルナンデス選手に2点弱及ばず銀メダルとなったアレクサンドル・サマリン選手、世界選手権初出場となるミハイル・ラズキン選手だ。
ヤグディン氏は次のように述べた。
「男子シングルについては、ロシア勢にとって上位5人入りだけでも戦いになるだろう。問題は、私が非愛国者だということではなく、それを上回る現実主義者だということだ。羽生選手の演技では誰もがクマの雨を期待している。ネイサン・チェン選手(米国)と宇野昌磨選手も同様だ。そのため、金メダル、せめて銅メダル争いという話は論外だ。とはいえ、フィギュアスケートではあらゆる事が起こり得る。氷は何と言っても滑りやすい」
「今日のロシアフィギュア男子は非常に不安定だ。彼らはロシア女子勢に学ぶ必要がある。女子勢のショートプログラム(SP)の結果は非常に良い。ジェーニャ(エフゲニヤ・メドベージェワ選手)は対処して4位につけた。(アリーナ・)ザギトワは素晴らしい演技をし、首位になった」
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