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「今日のショートプログラムにはとても満足しています。私にとってはこのふたりのフィギュアスケート選手(編集部注:羽生結弦選手、ジェイソン・ブラウン選手)とともに、ここにいることは 名誉です。私は彼らとこの3年の間、ライバルとして競い合ってきました。このふたりこそが私をベストにむかうよう叱咤してきたんです。このことを私はふたりに感謝しています。」ネイサン・チェン選手はこのように語った。
今年、チェンは世界選手権の勝利者という自己タイトルを保持しているものの、2冠王という事実はチェン自身の精神状態にはあまり影響を及ぼしてはおらず、スタートを切るごとに白紙の状態から開始しているという。
「過去のことは良いことだろうが、悪いことだろうが、すべて過去に残ります。それから今回の世界選手権だって私にとっては前回と何も変わりはありません。去年は、今、私の左隣に座るこのガイ(編集部注:羽生選手)がいなかったとでもいうんですか?
いずれにしても、ふたたびここに、このガイたちと一緒にいることができて、私はとても幸せです。もちろん私たちはみんな人間ですから、ミスだっておかします。」
ネイサン・チェン選手はスプートニクの記者からの質問にこう答えた。
チェン選手は今回、羽生選手の後に演技を行ったが、羽生選手の演技の後、ファンがクマのプーさんを投げる様子を見るのが好きだと打ち明けている。「プーさんが雨あられと降り注ぐ様子はいつ見ても感動する。」
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ネイサン・チェン 羽生とブラウンは私をより強くしてくれる存在