米空軍が実験の小型滑空ミサイル 飛行中に標的変更が可能【写真】

米空軍は小型滑空ミサイルGBU-69/BSGMのテストを実施した。同ミサイルは飛行中に標的を変更することが可能。米情報技術企業「ダインティクス」社が報じた。
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2016年から開発が進められているGBU-69/BSGMミサイルは、全長が1.06メートルで直径11.4メートル。

このミサイルは、爆撃機から投下された瞬間に長さ71センチの翼を広げるが、この翼により、重量27キログラムの砲弾の射程距離は37キロメートルとなる。

ミサイルGBU-69/BSGMのテスト

テストの過程で、米軍は航空機からミサイルを投下した後に、目標物の変更を行なった。

目標物の再設定の指示に従い、ミサイルは演習場に設置されたターゲットのSUV車に落下が予定されていた。

ミサイルのデータ変換システムは、効率的で迅速に機能し、テストは成功とみなされた。

2019年の終わりまでに、小型滑空ミサイルのテストは第2段階に移行する。次回はドローンから投下される。

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