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ペンス副大統領はNASAのスタッフに向かって、「大統領は、 NASAとその責任者であるジム・ブライデンスタイン長官に、 必要なあらゆる手段でこの任務を遂行するよう指示した。… あなたたちは、宇宙産業や政府機関、民間企業を含め、 あらゆる手段の導入の可能性について検討しなければならない。 政府とすべての米国国民は、この目標を支持している」と語った。
またペンス副大統領は、「ホワイトハウスの戦略は、 今後5年間で米国の宇宙飛行士を月に戻すことだ。 月面に足を踏み入れる初の女性と次なる男性は、 米国の宇宙飛行士になる。 彼らは米国の領土から出発した米国のロケットによって送られる」 と強調した。
NASAのジム・ブライデンスタイン長官は、 ペンス副大統領のツイッターでの言葉に応じ、「 呼びかけを受け止めた。今から 仕事に取り掛かる」と答えた。また、同長官は、「 NASAとの契約に関わって、 9つの米国企業が月面への科学機器の最初のロットの送付で競合し ている」と述べた。ジム・ブライデンスタイン長官によれば、 入札結果は5月に発表される。
先に、NASAは次の2020会計年度に、 月の探査のため5億ドル超(約555億円) の予算を求めたことを明らかにした。
史上初めて人類を月に着陸させることに成功したミッション「 アポロ11号」は1969年に行われた。 米国が着陸計画を終了した1972年12月までに月に到達したの は合計12人、いずれも米国宇宙飛行士である。
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