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柴犬の鋭敏な耳はお客たちがやってくるのを聞き付ける。ケン君はすぐに店頭に姿を見せ、カウンターの上に足を置いて買い物客を歓迎する。その後、お客は、特別な仕切りの中にお金を入れ、ホイルで包まれたほくほくのごちそうを箱の中から取り出す。
カウンターには、「申し訳ありませんが、犬なのでお釣りは出せません」と書かれた表示がされている。どうやらこれは、買い物客は「チップ」を残すことができ、それがケン君のご馳走に変わることを意味する。柴犬は買い物客が正直であることを前提にしており、もしコソ泥が現れたとしても、追いかけて飛びかかる用意はない。
ケン君は、屋台でほぼ1日を過ごしているが、それは自発的なもの。柴犬のケン君は飼い主とともに、彼らが住んでいる札幌の通りを散歩するのが大好きだ。
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