乳がんの2大原因が特定される

アルコールの定期的な摂取と肥満は、乳腺がん発生の可能性を高める。医学ニュースサイト「MedicalXpress」が学術誌「International Journal of Cancer」に掲載された研究結果を伝えた。
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オーストラリアの研究チームは計20万人以上の女性が対象になった6つの研究データを分析してまとめた。行動を修正することで、どれだけの乳がんが防げるかを明らかにしようとした。

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乳がんの主な原因は過体重とアルコールの定期的な摂取だと判明した。

研究者のマーリト・ラークソネン氏は「私たちは、現在の過体重と肥満のレベルが予防可能な将来の乳がんの大部分、より具体的には今後10年間で1万7500件または13%の乳がんの原因となっていることを見出した」

アルコールが原因になっている乳がんの数は、次の10年間で1万1600件だった。

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