北朝鮮メディア、国民に自給自足を呼びかける

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「 労働新聞」は、非核化に関する米国との交渉の行き詰まりを背景に、北朝鮮に対する国際的な制裁が維持されているのを受け、国民に「自給自足」を呼びかけた。
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労働新聞は「自給自足への道は自尊心と生活を保障する唯一の道だ。その現実に即したメソッドを持たずに外国からの投資誘致を目指し、外国からの援助に過度に依存している国々がある。(中略)これは真の繁栄への道ではない。外部の力への依存は、国家崩壊への道だ」と報じた。

2月末、ベトナムの首都ハノイで第2回米朝首脳会談が行われた。首脳会談は予定よりも早く終了し、合意文書にも署名されず、トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の共同記者会見も開かれなかった。

会談では、対北朝鮮制裁の解除に関する問題が意見の相違の原因となった。

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