ロシアで最も裕福な女性の1人が、航空事故で死亡 ドイツ

S7グループの共同経営者で取締役会長のナタリヤ・フィレワ氏が乗ったプライベート機が、ドイツのエーゲルスバッハ空港(フランクフルト・アム・マイン)への着陸態勢に入ろうとした際に墜落し、フィレワ氏とその父親、操縦士の3人が死亡した。
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フィレワ氏は、S7航空の最高経営責任者(CEO)、ウラジスラス・フィレフ氏の妻。

事故原因はまだ明らかになっていない。事故を起こしたエピックLT型機には、「ブラックボックス」は装備されていない。報道によると、操縦士が旋回の際にコントロールを失った可能性がある。

事故の調査には、ロシアの航空当局も参加する。

ロシア国営宇宙開発企業「ロスコスモス」のロゴジン社長は、フィレワ氏の死を「個人的な悲劇だ」と指摘した。

ロゴジン氏はツイッターに「フィレワ氏は航空および宇宙飛行学の偉大な熱狂者だった。われわれ全員にとって彼女の死は、個人的な悲劇だ」と投稿した。

​S7グループは、アエロフロート航空に次いでロシアで2番目に大きな民間航空会社。2018年の旅客数は1600万人以上。フィレワ氏は昨年、フォーブス誌のロシアで最も裕福な女性ランキングに入った。推定資産は6億ドル。

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