マスクCEO、ゴリラ主題のラップ曲発表

スペースXとテスラで最高経営責任者(CEO)を務める米実業家のイーロン・マスク氏が、2016年に米国の動物園で射殺されたゴリラの「ハランベ」をテーマにしたラップ作品「RIP Harambe」を発表した。音声ファイル共有サービス「サウンドクラウド」上で30日、同楽曲が公開された。
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同楽曲では「君が大好きだ、ハランベ、君のことを想っている」「とてもとても寂しい」と歌われている。

マスクCEOが同楽曲の制作者なのかどうかについては、はっきりしていない。作品は、マスクCEOがこのほど立ち上げたレーベル「Emo G Records」の名で投稿されている。マスクCEOの言葉によると、録音には著名ラッパーのブラッドポップが参加したという。

当時17歳だったハランベは、オハイオ州シンシナティの動物園で、自分がいた檻の中に3歳の男の子が落下してきた後に射殺された。ハランベは体重が180キロを超える雄で、男の子を攻撃しなかったものの、およそ10分間にわたって男の子を引きずり回した。男の子にけがはなかった。

​動物園の従業員らは、自分たちが仮に鎮静剤を使用していたとすれば、鎮静剤が迅速に効果を発揮することはなかっただろうと説明。この事故は大きな反響を呼び起こした。

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