メキシコで、人身売買業者の手から移民330人以上が解放される

メキシコ最高検察庁は1日、米国へ犠牲者を運んでいる人身売買業者の手からから外国人の移民338人を解放したと発表した。
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検察庁によると、メキシコ南東チアパス州で、主に中米からの移民を運んでいたバス5台を停車させ、不法移民の輸送に関与した疑いのある15人を拘束した。

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なお、移民338人中157人が子どもだったという。大多数の移民がグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグアのパスポートを持っていたほか、キューバ人も1人いた。

中米からの移民集団は、昨年秋にメキシコ経由で米国をめざして移動を開始した。結果、メキシコの米国との国境地帯には、中米諸国から到着した数千人の移民が集まった。

大勢の移民が、麻薬カルテルの犠牲になっている。人権活動家らによると、メキシコでは平均で年間およそ2万人の不法移民が拉致されている。

犯罪者らは通常、1人の解放に対し2000ドルを要求している。

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