スプートニク日本
検察庁によると、メキシコ南東チアパス州で、主に中米からの移民を運んでいたバス5台を停車させ、不法移民の輸送に関与した疑いのある15人を拘束した。
なお、移民338人中157人が子どもだったという。大多数の移民がグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグアのパスポートを持っていたほか、キューバ人も1人いた。
中米からの移民集団は、昨年秋にメキシコ経由で米国をめざして移動を開始した。結果、メキシコの米国との国境地帯には、中米諸国から到着した数千人の移民が集まった。
大勢の移民が、麻薬カルテルの犠牲になっている。人権活動家らによると、メキシコでは平均で年間およそ2万人の不法移民が拉致されている。
犯罪者らは通常、1人の解放に対し2000ドルを要求している。
関連ニュース
地中海で、救助してくれた船を移民が乗っ取る マルタ軍が船の安全を確保