アイルランドの教授が使い捨てプラスチック容器に代わる「食べられる」代替品を提案

国際プロジェクト「アグロサイクル(Agrocycle)」を率いるアイルランドのトム・カラン教授は、使い捨てプラスチック容器に代わる「食べられる」代替品のサンプルを発表した。このプレゼンテーションは、アイルランド農業研究センターで行われた。
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アグロサイクルプロジェクトの成功は、欧州連合(EU)が2021年からプラスチック製の使い捨て容器の使用禁止を決定 したことから特に切実なものとなった。プラスチック製食器とカクテル用ストローに代わる「食べられる」代替品のプレゼンテーションで、カラン教授は、「さまざまな色と香りからなるジャガイモの粉で作られた食べられる 容器のアイデアは、ホテルやレストラン業界で興味が示された」ことを明らかにした。

カラン教授は、国際的な研究者グループの発明は、環境だけでなく農業者にも利益を与えると述べた。同教授は、「果物と野菜の収穫量の最大20%が廃棄されているが、農業者たちはそれをどう利用したらいいのか分からない。私たちは彼らに最善の解決策を示している」と語った。

アグロサイクルは、農業者たちが自分たちの生産廃棄物の潜在的な買い手をすぐに見つけることができるインターネットプラットフォームも発表した。

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