グアイド議長の不逮捕特権を剥奪

自らについてベネズエラの暫定大統領であると宣言している同国野党出身のグアイド国会議長が2日、国会議員に認められている不逮捕特権を剥奪された。ロイター通信が伝えているところでは、野党が多数派を占める国会に代わる形で召集された制憲議会がこれを承認した。
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不逮捕特権を剥奪する決定は、ベネズエラ最高裁による要求に基づいて承認された。最高裁の要求については、グアイド議長に対し出国を禁じる司法命令に同議長が違反したことがその公式の理由になっていた。

制憲議会のカベジョ議長は、今回の決定によりグアイド議長に対する刑事捜査を継続することとともに、後に同議長を逮捕することも可能になったと表明。ベネズエラの検察庁は既に1月、グアイド議長が大衆による騒動を煽ったとして非難したが、当時は同議長に対する逮捕状は発行されなかった。

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