ロシア、ヒトラー、スターリン、ダーイシュを同一視したNATO事務総長の発言にコメント

ロシア外務省のグルシコ次官は、3日に米議会での演説でナチス・ドイツ総統のアドルフ・ヒトラーとソ連の指導者イオシフ・スターリン、そして「ダーイシュ(IS、イスラム国)を同一視したNATOのストルテンベルク事務総長の発言にコメントした。
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グレシコ次官は「赤軍がナチス・ドイツの侵略者から解放したノルウェーでは(ストルテンベルク氏はノルウェーの元首相)、昨日、大勢の人が顔から火が出るほど恥ずかしい思いをした」と述べた。

ストルテンベルク氏は3日、「自由の敵」について発言した。同氏は「抑止が効かないのであれば、戦う必要がある。ヒトラーを平和的な抗議で止めることは不可能であっただろう。スターリンを言葉で抑止することはできなかっただろう。ダーイシュに対話で勝つことはできなかったであろう」と述べた。

またストルテンベルク氏は、「将来の自由の敵が再び暴力を選ぶ可能性がある」ため、NATO加盟国は防衛費を増大するべきだと指摘した。

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