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研究者垂涎のインド洋の無人島

インド洋に浮かぶアストーヴ島は群島諸国セーシェルに帰属するが、他の島からおよそ1千キロ離れた無人島だ。この島の独特の生態系が研究者の関心を引いた。
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アストーヴ島はインド洋の海底4000〜4500mから立ち上がった島。サンゴ礁に囲まれており、その先は深い海溝となっている。環礁は外界から断絶しているため、ここでしか会えない動植物が生息している。1982年にはユネスコ(国連教育科学文化機関)が世界遺産に認定。海中の世界は極めて豊穣で独特な姿を見せており、研究者の関心を集めている。ここでは軟質サンゴ、海綿動物、尾索動物が豊富に生息している。研究者は新たな海洋生物種の発見と認定を目的にしている。研究により、インド洋についてさらに多くのことが明らかになると期待される。

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