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アサンジ氏を担当するパー・サムエルソン弁護士氏は「ジュリアン・アサンジ氏は、現行法に則って訴訟費用の全額補償を受け取る権利があると考えています。『例外的原因』の条件が満たされているからであり、検察庁側の過誤が追加費用をもたらしたからでもあります」と述べた。
アサンジ氏は、ウィキリークスがイラクやアフガニスタン戦争に関する米国の情報、グアンタナモ収容所の収容状況に関する情報などを公開して広く知られるようになった。アサンジ氏は2010年、米国当局からの関心が強まった時期に庇護を求めようとスウェーデンを訪れたところ、性的暴行に関する容疑がかけられた。アサンジ氏は潔癖を主張している。スウェーデンの裁判所は国際指名手配を出し、アサンジ氏は英ロンドンで逮捕されるも、保釈金を支払い保釈された。2012年からは在英エクアドル大使館に立てこもっている。
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