国連が警告 世界人口の未曽有の増大による環境への影響

世界の人口は2019年初頭に77億人に達した。増加の傾向は続いており、今世紀の終わりまでには110億人に達する可能性がある。第4回国連環境問題総会で国連事務総長の報告書では、こうした人口増加が地球の環境に恐ろしい影響をもたらし兼ねないことが指摘された。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

この報告書の討論でアミーナ・ムハメッド国連副事務総長は、「 急激な人口の増加と移動、高齢者の割合の増加、都市化は、 環境への大きな負担となり、 新たな経済的社会的問題を生み出すおそれがある。

そのため、 経済発展が天然資源の獲得の増大を要求するような経済活動の在り 方を変更し、『入手、使用、そして破棄』 という考えによる生活を改める必要がある」と語った。 ムハメッド国連副事務総長は、節約しながら資源を使用し、 保持していくという原則に基づく「循環型経済」の創設を呼び掛け ている。

関連ニュース

コメント