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同誌の報道によれば、MiG29は米国のF16に対抗する戦闘機として生みだされたが、数年にわたる開発で多くの改良が加えられ、「空対地」ミサイルを搭載する多目的戦闘機になった、と書かれている。
記事の著者はMiG29をモンスターと称し、同機がもはや当初の役割を果たすことが出来ないにもかかわらず、ロシア航空宇宙軍にとっては高い重要性を誇る点を強調した。
また、MiG29は低強度紛争でパトロール飛行から地上軍の支援まで、広範囲の任務を行う能力があるとも指摘している。著者はMiG29は今後も改良され続けるか、あるいはこのまま状態でも十分売り物の価値があると評し、ソ連の開発した戦闘機が40年にわたって開発で改良を重ね、今やロシアの第4世代多目的戦闘機とまでなった意義はまさにここにあると指摘している。MiG29は1977年に初飛行し、1983年に軍備に入った。現在に至るまで多くの国の空軍で運用されている。
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