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ボーイング社を相手取った株主らによる集団訴訟が行われたのはシカゴ連邦裁判所。ボーイング社の市場価値は3月10日のエチオピア航空機事故から2週間の間に340億ドル分目減りしていることから、株主らは行われたとされている違反および有価証券詐欺による損失の補填を請求している。
被告にはボーイング社のデニース・ミュレンバーグCEOおよび財務役のゲオルギ・スミット氏が立った。
訴状にはボーイング社が「事実上、機体の安全性よりも利益率と成長に重きを置き」、エアバスSEと競合するために性急に737MAXを市場に出したと書かれている。
3月10日、エチオピア航空のアディスアベバ発ナイロビ行きのボーイング737MAX8は離陸後まもなく墜落し、157人もの犠牲者を出した。
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