ポンペオ国務長官、ベネズエラ問題でロシアを批判

米国のポンペイオ国務長官はロシアの挑発行為によりベネズエラの情勢が悪化していると批判した。ロシア・メディアが伝えた。
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12日、ポンペイオ国務長官はサンティアゴを訪問し、チリのアンプエオ外務大臣と会談を行った。その会談後に開かれた記者会見の場で、ポンペイオ国務長官は「軍人を派遣し、ベネズエラに訓練所を設置することは明確な挑発行為である。ただでさえ不安定な国内情勢をロシアがエスカレートさせているこの現状を我々は容認しない」と発言、ロシアの動きをけん制した。一方、ロシアのラブロフ外相は、軍関係者のベネズエラ滞在は合法的なものであり、中南米に軍事技術を提供しているにすぎないと以前から説明している。

1月21日、ベネズエラでマドゥロ政権に対する大規模なデモ運動が発生し、グアイド議長が暫定大統領就任を宣言したことを背景に、米国をはじめとする欧州諸国はグアイド暫定大統領の支持に回る一方で、ロシア、中国、トルコ、ボリビアは現行政府を支持している。

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