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ウズベキスタンで初となる現代芸術センターはかつて発電所(1912年建設)として利用されていた施設にオープンした。その創設を進めたのはウズベキスタン文化省附属の文化芸術開発財団だ。今回、このセンターで映画祭を企画するモスクワの現代美術館「ガレージ」はロシア各地で多数のイベントを企画してきた経緯があり、同美術館のベローフ館長は「旧ソ連地域でも活動できてとても嬉しい」と、センターのオープニングセレモニーで語った。
タシケントの映画祭は「ガレージ・スクリーン・フィルム・フェスティバル」と題され、今月14日から現代アートに関する5本の映画を上映する。その中には、現代アートの巨匠カバコフ夫妻を扱ったドキュメンタリー映画『貧しき人々』や、ケイト・ブランシェット主演の映画『マニフェスト』が含まれている。
2008年、アブラモビチとジュコワによって創設された「ガレージ」はこれまで展示会イベントや教育活動、学術書籍の出版など、幅広い事業を手掛けており、ロシアや世界の現代アートに大きな影響を与えてきた。
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