アマゾン「エコー」スピーカー プライベートな会話が定期的に盗聴

ブルームバーグの調査で、アマゾンのスタッフたちが同社開発のスマートスピーカー「エコー」を利用し、ユーザーの会話の音声録音を毎日聞き取りし、その会話を解読して、人工知能(AI)の教育に利用している事実が明るみになった。
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ブルームバーグの情報では、盗聴を行っているのは世界中にいる多数のアマゾンのスタッフ。盗聴内容は9時間交代で約千のオーディオファイルに加工されている。スタッフらは、時折きわめて個人的 な記録に触れることがあるものの、その情報がアマゾン社の外に漏 れることはないと断言する。

とはいえ、マーケティングデータには、 収集されたオーディオ録音が他人に聞き取られる恐れがあるという記述はない。ブルームバーグの情報によれば、オーディオファイルとともにユーザーの名前やデバイスのシリアル番号も提供されている。これは個人を特定するには十分なデータである。

アマゾンのスタッフはブルームバーグからの取材に、盗聴されてい るのはユーザーの会話のほんの一部であり、 クライアントのサービスの質の向上を目的としたものと弁明している。

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