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米ブリガム・ヤング大学はNASAから助成を受け、「キング・ルイ」という名の空気注入式ロボットを開発した。キング・ルイは、その体を満たす数多くの空気室を利用して動く。空気圧縮機を用いることでこれらの空気室が膨らんだり縮んだりして、人体の筋肉と同じような働きをするのだ。キング・ルイには2本の腕があり、これらの腕は単に上下左右に動くのではなく、全く信じられないような角度に曲げることもできる。一方で、空気注入式ロボットは腕のパワー面で金属製ロボットに引けを取らない。
空気注入式ロボットについては、金属製ロボットに代わる軽量で経済的な代替物となるだけでなく、危機的状況において宇宙飛行士用の酸素供給源になることも予想されている。