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19日に発生した火災は14の居住区を飲み込み、併せて107棟が全焼した。被災者は289人にのぼり、そのうち39人が児童とみられている。地方政府の発表によれば、8か所に設けられた避難所で78名が待機している。けが人はいずれも治療を受けている。
草原で発生した大規模火災の結果、ザバイカリエ地方では非常事態宣言が発令されている。火災に飲み込まれた14の居住区のうち、11の居住区で火災は鎮火、残る3か所では消火活動が続いている。強風と急激な気温上昇が火災拡大につながったと見られている。