正教徒、「柳の日曜日」を祝う

21日、正教徒はキリストのエルサレム入城を記念する「聖枝祭(柳の日曜日)」を祝っている。復活祭(パスハ)1週間前に祝われ、キリストの受難と十字架上の死を思い起こす受難週間の初日にあたる。
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スプートニク日本

21日と前日夜、正教会では信者たちに芽が出たネコヤナギの枝が配られる。ロシアではエルサレムの住民がイエスを出迎えた際に持っていたシュロの枝が、ネコヤナギの枝に置き換えられている。

イエス・キリストの地上での出来事を記した福音書によると、イエスはエルサレムを最後に訪れる前に、ラザロ(ラザリ)を蘇生させた。ラザリは郊外のベタニアに暮らし、イエスが訪れる4日前に亡くなっていた。

 

蘇生の奇跡は近隣にすぐに広まり、数日後にイエスが若いロバの背に乗ってエルサレムに入城すると、人々は道に自分の衣服やシュロの枝を敷いてイエスを王のように迎えた。

同時にラザロ蘇生後、エルサレムの大祭司らはイエス殺害の最終決定を下した。

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