フィリピン大統領 ゴミを理由にカナダに宣戦布告を威嚇

フィリピンのドゥテルテ大統領は「自国を最終処分場にした」としてカナダに対し「宣戦を布告する」と威嚇した。フィリピンのオンラインニュース・ポータル「ラッパラー」が報じた。
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同ポータルによれば、カナダからは数トンものゴミが民間の輸入業者によって違法にフィリピン領内へ運ばれている。エコロジストらの抵抗にもかかわらず、カナダ政府は民間の輸送業者にゴミ回収を義務付ける全権がないとして、これを行うことを拒否している。

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ドゥテルテ大統領は「カナダに忠告する。来週にもゴミを運び出したほうがいい。さもなければ私自身がカナダにむかって出帆し、あっちから来たゴミを捨ててやる」と付け加えた。

ドゥテルテ大統領はマカチにあるカナダ大使館前にトラックで運んだゴミを捨てるよう指示を出したほか、カナダからのゴミの搬入を許可した税関職員らを解雇すると威嚇している。

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