原油価格、異なる動きを見せる 米在庫統計や経済への懸念で

原油価格は25日、米国の週間石油統計と世界経済の現状に対する懸念を受け、異なる動きを見せている。
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モスクワ時間8時17分( 日本時間14時17分)の時点で、北海ブレント原油先物6月限の価格は0.04%高の1バレル=74.60ドル。

WTI原油先物6月限の価格は0.15%安の1バレル=65.79ドル。

国際原油価格が下落 前日に10月来の最高値を記録
取引の参加者らは、米エネルギー省が24日に公表した週間石油統計に注目した。米国の石油商業在庫は1週間で550万バレル増加した。アナリストらの予想は130万バレル増だった。

石油需要に悪影響を与える可能性がある世界経済の成長鈍化に関する懸念が原油価格に圧力を与えている。キャピタル・エコノミックスのアナリストらは、米国でのシェールオイルの増産、また投資家らが原材料などのリスク資産を拒否していると指摘した。

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