50歳グルジア射撃選手、東京五輪出場へ 五輪女子で最多9大会目

ピストル射撃女子グルジア(ジョージア)代表のニーノ・サルクワゼ選手(50)がこのほど、自身の競技生活で9大会目の五輪となる2020年東京五輪への出場権を獲得し、オリンピック・ムーブメントの歴史に自らの名を刻んだ。国際射撃連盟(ISSF)が25日、公式サイトで明らかにした。
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射撃の世界選手権でたびたび優勝しているサルクワゼ選手は24日、北京で開催されているワールドカップ(W杯)の女子10メートルエアピストル決勝で5位となり、東京五輪への出場権を獲得した。

​サルクワゼ選手はこれまで、1988年ソウル五輪以降8大会連続で五輪に出場。ソウル五輪ではソ連代表チームの一員として、25メートルスポーツピストルで金メダル、10メートルエアピストルで銀メダルを獲得。2008年北京五輪では、10メートルエアピストルで3位に入っている。

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これまで、五輪に9回出場した女子選手は一人もいない。カヌー女子のヨセファ・イデム選手(西ドイツ、イタリア)とボート女子のレスリー・トンプソン選手(カナダ)が、それぞれ8回ずつ五輪に出場している。男女を通じて夏季五輪最多出場を果たしているのは、馬術・障害飛越男子のイアン・ミラー選手(71、カナダ)で、10回出場している。一方、冬季大会で他のどの選手よりも長期間出場し続けているのは、スキージャンプ男子の葛西紀明選手(46、日本)で、8回出場している。

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