カナダ出身の起業家、ペットボトルで家造り【写真】

カナダからパナマのボカス・デル・トロ県に移住した起業家、ロバート・ベゾさんは、島を埋め尽くすプラスチックごみ問題に直面した。ベゾさんは、廃棄が不可能なら有効活用する必要があると考え、ペットボトルで村を建てた。
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ベゾさんは広大な土地を購入し、観光客と現地住民向けの家屋、レストラン、博物館の建設を開始した。このプロジェクトは『ペットボトル村』と名付けられた。

建築技術は単純。金属製の特別な骨組みと壁や床のための網目にペットボトルを入れ込み、上からボンディング材を塗布する。100平方メートルの家屋建設に必要なペットボトルはおよそ1万4千本。外見は通常の家と一切変わらない一方で、費用は大きく節約できる。地震の揺れにも強く、内部ではひんやりとした空気を逃がさないため、エアコンは必要ないという。

「ペットボトル村」は観光客を待っている。観光客向けにホテル、博物館、そして4万本のペットボトルから建てられた4階建ての城すらある。城にはゲストルーム2部屋と主寝室が1つ。バーダイニング、レストラン、さらには会議室も完備している。

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