国際原油価格が2%超の下落 米国の対中貿易に不安増大

国際原油価格は週明けの6日、トランプ米大統領が一連の中国製品に対する関税引き上げの構えを明らかにした後、2%を超える幅で下落している。
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日本時間13時40分、ブレント原油7月先物価格は2.16%安の1バレル69ドル31セントの値を付けた。同日の取引では一時69ドル台を割り込み、4月5日以来の最安値を記録している。WTI原油の6月先物価格も2.31%安の1バレル60ドル50セントとなった。

6日、世界の投資家の注目を一身に集めたのはトランプ米大統領の中国製品に対する関税引き上げについての声明。トランプ大統領は10日、金曜から一連の中国製品に対し、20%から25%の関税引き上げを行う構えを表した。その他の商品に対してもトランプ大統領は関税引き上げを行う可能性をちらつかさせている。米国の中国製品に対する関税引き上げは2018年12月末から延期されてきた。

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