マドゥロ大統領:米国はベネズエラの天然資源を必要としている

ベネズエラのマドゥロ大統領は、米国は石油やガスなどのベネズエラの天然資源を必要としていると考えている。
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マドゥロ氏はテレビ局RTに「トランプ(米大統領)がベネズエラで探しているのはベネズエラの石油、ベネズエラの資源だ。金、ガス、ダイヤモンド、その他の資源だ」と語った。

またマドゥロ氏は、自身がどのように歴史に刻まれるかは気にしていないが、ベネズエラの歴史に裏切り者として刻まれることはないと強調した。

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マドゥロ氏は「我が国が米国の軍事介入を受けないことを祈っている。ベネズエラで戦争や軍事干渉は起こらない。だがこれは我々が自分たちの土地を守る準備をしていないという意味ではない... 私は全世界にドナルド・トランプの狂気の沙汰を非難し、止めるよう求めるために、あらゆるコミュニケーション手段を使っている。ベネズエラは決して降伏しない」と述べた。

2019年1月23日深夜から翌24日にかけて、ベネズエラではクーデターが試みられた。 ベネズエラ野党の指導者、フアン・グアイド国会議長はカラカスの路上で何万人もの支持者を前に集会を行った。米国は、ニコラス・マドゥロ大統領に対する反対運動のリーダーとなった、つい最近までほとんど世界に知られていなかった35歳のグアイド国会議長を支持している。カラカスでの反体制派によるデモンストレーションは、1958年に独裁者のマルコス・ペレス・ヒメネスがその座を追われた日にあわせて行なわれた。

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