特定秘密の国会報告、6月に 政府が原案取りまとめ

政府は8日、特定秘密保護法の適切な運用をチェックする「内閣保全監視委員会」の第7回会合を首相官邸で開き、運用状況に関して安倍晋三首相による国会報告の原案を取りまとめた。昨年末時点で特定秘密に指定された計551件の内容を盛り込んだ。閣議決定の上、6月上旬ごろ国会に報告書を提出し、公表する方針を確認した。
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委員長の宮腰光寛行政改革担当相は会合で、2014年の法施行から今年12月に5年の節目を迎えると強調。関係省庁の事務次官らに「いま一度、法の運用が適切に行われているかを確認してほしい」と要請した。

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