参院選、立民が一部で擁立見送り 改選複数区

立憲民主党は10日、臨時執行役員会を国会内で開き、参院選での野党候補の競合を避けるため、一部の改選複数区での擁立見送りを決めた。福山哲郎幹事長が会合後、記者団に「衆参同日選の可能性もあり、状況がかなり変わった。野党議席の最大化のためだ」と説明した。
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擁立見送りを決めたのは、神奈川選挙区(改選数4)での2人目と、広島選挙区(改選数2)。神奈川では立民が現職、国民民主党が新人の擁立をそれぞれ決定している。立民は4月の神奈川県議選で躍進し、2人目の擁立を求める声もあった。広島では国民が現職を立てている。

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