首相、日朝会談開催方針を堅持 ミサイル切り離す

安倍晋三首相は実現見通しの立たない日朝首脳会談について、北朝鮮の弾道ミサイル問題と切り離し、引き続き無条件開催を目指す方針を固めた。9日の弾道ミサイル発射を理由に、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に日本人拉致問題解決を直接働き掛ける機会を自ら手放すのは得策でないと判断した。政府関係者が11日、明らかにした。
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首相は、北朝鮮への不快感を示しながらも短距離ミサイルだとして問題視しない姿勢のトランプ米大統領と連携しつつ、金氏との間合いを詰めたい考え。ただ制裁への反発を背景に弾道ミサイル発射に踏み切った北朝鮮が、制裁維持を訴える首相との会談に応じるかは見通せない。

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