「リア・ノーヴォスチ・ウクライナ」の編集長:自分に対する容疑はポロシェンコ大統領の政治ゲーム

ウクライナですでに1年間拘禁されているポータル「リア・ノーヴォスチ・ウクライナ」のキリル・ヴィシンスキー編集長は、同僚に宛てた書簡の中で、自分に対するすべての容疑はまもなく大統領職を離れるウクライナのポロシェンコ大統領の復讐であり、政治ゲームであると指摘し、公正な裁判が行われれば、これらの容疑がでまかせであることを証明できるとの確信を表した。
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ヴィシンスキー氏は書簡の中で「この1年間、私が責任者を務めている間にリア・ノーヴォスチ・ウクライナのサイトに掲載された私が執筆したものや編集したすべてのものを一度ならず思い起こし、今一度確信した。私、そして私と一緒に仕事をしたジャーナリストたちは、自分たちの職務上の義務を誠実に果たし、ジャーナリズムと言論の自由の基本原則から少しも逸脱しなかった。国家反逆罪、反ウクライナ・プロパガンダ、破壊行為などの私に対するすべの容疑は、私たちの記事の真実に対する報復と、まもなく去るポロシェンコ前政権の政治ゲームである」と指摘した。

ヴィシンスキー氏は2018年5月15日にウクライナの首都キエフで拘束された。同氏には、独立を宣言しているウクライナ東部(ドンバス)のドネツク及びルガンスク人民共和国への支援と、国家反逆罪の容疑がかけられている。

国家反逆罪で有罪となった場合、最高刑で禁固15年の判決が言い渡される可能性がある。

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