女優ジョヴォヴィッチ、過去を告白「中絶でうつ状態に」 中絶の権利は支持

有名な米女優・モデルであるミラ・ジョヴォヴィッチは15日、自らが過去に人工妊娠中絶を余儀なくされ、それが原因で深刻なうつ状態に陥った経験について、インスタグラムでの投稿で明らかにした。一方、この投稿でジョヴォヴィッチは、米ジョージア州で今月に成立した中絶禁止法を痛烈に批判し、人生における状況は様々なものであり得ると指摘している。
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投稿によると、ジョヴォヴィッチは2年前、妊娠5カ月目の時に早産が始まり、医師らから人工妊娠中絶の必要性を伝えられたという。

ジョヴォヴィッチは「手術中はずっと目が覚めていなければならないと伝えられた。これは、私がかつて経験した最も恐ろしい体験の一つだ。私は今でも、このことを悪夢で見る。私は当時、孤独で頼る術もなかった。複数の新しい法律が原因となって、私の場合よりもさらに劣悪な状況で女性たちが中絶に直面しなければならなくなるかもしれないという事実について考えると、私は胸が悪くなる」と書き込んでいる。

また、中絶を体験したことによる結果と非常に長い間闘ったとしたうえで、うつ状態を克服できたのは家族やスポーツ、園芸のお陰だと綴っている。

さらに「私が経験したことや私が失ったものの記憶は、私が死ぬ日まで私とともにあるだろう。中絶というものは、どんなに良いものだったとしても悪夢だ。それを経験したいと思う女性は一人もいない。だが、必要な場合は安全な中絶を行うため、自分たちの権利が確実に保護されるよう、私たちは戦わなければならない」とつけ加えている。

ジョヴォヴィッチは現在、映画監督である夫のポール・W・S・アンダーソン氏とともに、2人の娘を育てている。

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