オーストリアの小学校でヒジャブ着用が禁止に

オーストリア議会が、イスラム教徒の女性が頭に巻く「ヒジャブ」着用を小学校で禁止する法案を採択した。ディ・プレッセ紙が16日、報じた。
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15日午後に採決が行われた。連立政権に参加するオーストリア国民党と極右の自由党が禁止を支持した。

医療用の包帯と悪天候用の帽子は例外とされている。ユダヤ教の民族衣装、キッパーとシク教徒のターバンは禁止されない。「完全ないし大部分の頭髪を隠す」衣服が禁止対象となっている。

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同法は3分の2の過半数で可決されていないため、憲法裁判所で法律に異議が申し立てられる可能性がある。

昨年11月、オーストリア議会は幼稚園でのヒジャブ着用を禁じた。

2017年10月1日からオーストリア全国の公共の場 で、完全に顔を隠すイスラム教徒の女性の衣服着用が禁じられている。

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