防衛省、秋田と山口に適地伝達へ 地上イージス配備で

防衛省は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備の候補地である秋田、山口両県に対し、地質などに問題はなく、配備に適しているとの調査結果を伝達する方針を固めた。同省幹部が今月中にも両県を訪問し、結果を説明する。地元の理解を得た上で、最終決定する方針だ。複数の関係者が17日、明らかにした。
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防衛省は昨年から地質のほか、電波による周辺への影響などを調査。岩屋毅防衛相は記者会見で、結果について「目下、大きな問題はないように聞いている」と強調した。ただ地元では、配備に反対する声が依然根強い状況だ。

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