露カムチャツカの邦人滑落死、当局が状況調査

ロシア極東カムチャツカ半島の休火山、カメニ火山で17日に滑落し、18日に死亡が確認された澤田実さんについて、ロシア捜査委員会カムチャツカ地方支部は20日、捜査機関が死亡状況の調査を開始したと発表した。
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澤田さんの遺体は法医学的調査に向け、既に担当機関に送られたという。

暫定的な情報によれば、澤田さんを含む日本人3人からなる観光客グループは17日、同地方ウスチ・カムチャツキー地区にあるカメニ火山で個人登山を行っていた。

​グループの参加者らは自分たちを経験豊富な登山者と考えていたため、ガイドサービスを利用しなかった。登山中に澤田さんが足を滑らせて滑落、頭を打ったという。

滑落した澤田さんは18日、標高3600メートルの地点から救助隊によって運び出されたが、死亡が確認された。残り2人の登山者は同地区のコジレフスクに運ばれた。

カメニ火山は標高が4584メートルで、カムチャツカ地方ではクリュチェフスカヤ山に次いで2番目に高い火山。

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