「バレエ界のオスカー」ブノワ賞2019の授賞式開催

「バレエ界のオスカー」として知られるブノワ賞の授賞式が21日の夕方、モスクワのボリショイ劇場で開催された。
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今年のブノワ賞には男女それぞれ7人のダンサー、6人の振付家、2人の作曲家、4人の舞台デザイナーがノミネートされていた。世界的に有名なロシア人振付家ユーリー・グリゴローヴィチを審査員長とする国際審査委員会が受賞者を発表した。ボリショイ・バレエ団でプリンシパルのザハロワは副審査員長を務めた。

ロシア軍兵士、バレリーナと地下鉄で写真撮影 【写真】

特別賞に輝いたのは世界的に有名な振付家のイジー・キリアーン。

「ブノワ=ミャーシン」賞を獲得したのはハンブルク・バレエ団でプリンシパルのアンナ・ラウデール。

振付家の部門で受賞したバレエマスターはクリスティアン・シュプック(チューリッヒ・バレエ団、受賞作『冬の旅』)とフレデリック・リードマン(ストックホルム国立劇場、受賞作『産業ロボと踊るデュエット』)。

舞台デザイナーの部門ではジョン・マクファーレンが選ばれた(ロイヤル・バレエ団、受賞作『白鳥の湖』)。

ダンサーの部門で選ばれたのはアシュリー・ボーダー(ニューヨーク・シティ・バレエ団)とエリザ・カブレラ(ベルリン国立バレエ団)。作曲家の部門で受賞者は出なかった。

ボリショイ劇場ではブノワ賞の受賞者、候補者らによるコンサートが5月22日まで続いている。

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