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トルコが「S-400」の購入を断念して「パトリオット」を購入しなかった場合、約束されているトルコへのF35戦闘機数百機の供給が中止となるほか、制裁金を科されたり、NATO同盟国から潜在的な影響を受ける可能性があるという。
報道によると、トルコはロシアとの多額の取引を6月第1週の終わりまでにキャンセルしなければならない。
複数の消息筋によると、これは米国務省による「最後の提案」。
米国はこれまでにもトルコにS-400購入を断念させようとしている。
米国は、NATO加盟国であるトルコが、米国の軍事技術とロシアのS-400を同時に使用することで、F35戦闘機をはじめとした米国の軍事技術の脆弱性が増大する可能性があると考えている。
なおロシア大統領府は、トルコにS-400の購入断念を求める米国の最後通告は許しがたいものだとの考えを発表した。ペスコフ大統領報道官によると、トルコ指導部はS-400に関する取引について、すでに完了していると繰り返し発表している。
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