英下院総務、辞任 メイ首相に抗議

アンドレア・レッドサム英下院総務は22日、メイ首相に抗議の書簡を宛て、辞任した。レッドサム氏は書簡をツイッターに公開し、「非常に残念で、うちしおれ」ながらも決意したとツイートした。
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辞任はメイ首相の方針と英国のEU(欧州連合)離脱条件に関する取引への抗議。

メイ氏は21日、離脱関連法案を下院が採択すれば、離脱をめぐる2度目の国民投票実施を下院で採決にかけると提案。

レッドサム氏は、この取引が英国を「真に主権的」にすることはないと批判。さらに、政府プロセスの破綻があり、最近の離脱に関する立方案が「適切に精査されなかった」とする。 

2016年、英国は離脱を巡る国民投票を実施。離脱日はすでに複数回延期されている。EUは4月、緊急首脳会議を開き、離脱を10月末まで延期することで一致した。

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