ロシア外務省、丸山氏の南クリルをめぐる戦争発言に「容赦のない判断」 を期待

ロシア外務省のザハロワ報道官は23日、南クリル諸島(北方4島)をめぐり「戦争」発言をした丸山穂高衆議院議員について、「挑発的な言動には容赦のない判断が下される」ことへの期待を表した。
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ザハロワ報道官は、この言動は「周辺的な政治家」の意見であるか、世論を反映しているのかを検証する必要があると強調した。また、ザハロワ報道官は発言後の「日本政府の対応は希望を抱かせるものだ」と語った。

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丸山氏は、ビザなし交流で南クリルを訪れた際、訪問団の団長に対し、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と質問、団長が「戦争なんて言葉は使いたくないです」などと答えると、丸山議員は「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと述べた。同行した記者団が音声を録音していた。

先に、ザハロワ報道官は、5月30、31両日に東京で開かれる第4回露日外務・防衛閣僚協議(2プラス2)で北朝鮮情勢と軍事政治分野のアクチュアルな問題を協議すると述べていたと報じられていた

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