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ワインスタイン・カンパニーの共同設立者の弁護人を務めるアダム・ハリス弁護士の話によると「経済上の合意が達成された」という。この合意ではワインスタイン被告が、被害を訴えている女性や同社の債権者と従業員に対し、賠償金として3千万ドルを申し出ている。残りの1400万ドルについては、取締役らを含むワインスタイン被告の部下らに訴訟費用として支払われる可能性がある。
ただWSJ紙は、今回の仮合意について、9月に予定されているワインスタイン被告に対する刑事裁判の審理に影響を与えることはないと指摘している。
ワインスタイン監督をめぐるスキャンダルは、2017年10月に勃発した。女優のアンジェリーナ・ジョリーさんやグウィネス・パルトローさん、ユマ・サーマンさんなど約80人の女性がワインスタイン監督から受けたセクハラを告発している。その後、スティーヴン・セガール、ケヴィン・スペイシー、マリリン・マンソンなどを含む、他の一連の文化・政治活動家に対しても、同じような訴訟が起こされている。
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