日米貿易交渉 農相「過去の協定が最大限」

日本の吉川貴盛農相は28日の記者会見で、 日米貿易交渉を巡り「昨年9月の日米共同声明で、 農林水産品は過去の経済連携協定が最大限との立場を文書で確認し た。これ以上重たいものはない」と述べ、環太平洋経済連携協定(TPP)の範囲内で進むとの考えを改めて示した。日本経済新聞が報じた。
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トランプ大統領は日米首脳会談後の共同記者会見で「私たちはTPPと何の関係もなく、縛られていない」と語っていた。吉川氏は今後もTPPの範囲内で交渉が進むのかとの問いに対して、日本としては過去の協定以上は自由化しないとの姿勢を強調した。

トランプ氏、「8月によい発表」日米貿易交渉をめぐり

トランプ大統領が日米貿易交渉に関して「8月に発表がある」と述べたことについて、世耕弘成経済産業相は「できるだけ迅速に進めたいとの期待感を述べられたものと理解している」と語っており、時期、内容ともに決まったことは発言していない、との認識を示した。

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