首相、バングラに円借款 インフラ支援1326億円

安倍晋三首相は29日、バングラデシュのハシナ首相と官邸で会談した。同国がベンガル湾周辺で進める商業港の建設などインフラ整備への支援として計約1326億5900万円の円借款供与を表明した。2016年に首都ダッカで日本人7人を含む22人が死亡した飲食店襲撃事件を踏まえ、テロ対策に関する協力でも合意した。
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会談後の共同記者発表で安倍首相は「バングラデシュと地域の繁栄のため、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて協力していく」と強調。ハシナ氏は日本の支援に謝意を伝えた。

会談では、経済成長が続くバングラデシュへの日本企業の進出を促進する方針で一致した。

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